『大豆ミートで唐揚げとか酢豚とか作りたい!』と思ったけど、
ブロックの大豆ミートはどう戻したらいいの🤔??
今回は大豆ミートのおいしい戻し方【ブロック編】です。
本記事ではおすすめの湯戻し方法を紹介しますが、丁寧に工程を行うことが大切になってきます。
- 沸騰したお湯を準備
- 弱火に変え、ブロックを入れ10分茹でる
- 流水で洗い、水を取り替え、洗いを3回
- 握るように絞る
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基本的な戻し方
戻し方は各メーカーごとに推奨しているものがあるので、それに従い戻すのが良いでしょう。
基本的な戻し方は以下の通り。
![](https://yurukuiki.com/wp-content/uploads/沸騰-1024x576.png)
- 沸騰したお湯を準備
- 弱火に変え、ブロックを入れ10分茹でる
- 流水で洗い、水を取り替え、洗いを3回
- 握るように絞る
よくある失敗
![](https://yurukuiki.com/wp-content/uploads/28017818_s.jpg)
起こりやすい失敗は以下の通り。
- 芯が残る
- 形が崩れる
- 大豆臭が取れきれない
どれも起こりうる前に対策できそうなものではありますが、コツや方法がわからないと何度もやってしまいます。
一つずつ見ていきましょう。
芯が残る
この芯が残るというのは、中まで水気をちゃんと届いていない状態
大豆ミートの販売タイプには「乾燥」と「レトルト」がありますが、この失敗は乾燥の大豆ミートならではの失敗です。
さらに言うと、他の形状よりも特に「ブロック」でしやすい。
というのも他の形状と比べ、
- レトルトの商品がとても少ない
- 体積が大きい
ブロックという形状自体がレトルトの商品がとても少ないです。
そのため大豆ミートでブロックを使用する場合のほとんどが「乾燥タイプ」を使用することになります。
芯の残らないように「そもそも戻さなくていいものを選ぶ」という選択が取りづらいのがこのブロックという形状です。
体積に関しては見ての通りですね。塊です。
ミンチ・フィレには考えづらく、体積の大きい塊の形をしたブロック特有のもの
食べることができないというわけではありませんが、おいしさに点数とつけるならマイナス点間違いなし。
形が崩れる
ボロボロになり、ゴロンとした塊が崩れてしまった状態
形が崩れても味には影響がありません。
しかし調理するための食材。せっかくなら形や見た目にも気を付けたいですよね。
これは粒の小さいミンチでは起こりづらい失敗で、大きい塊の形をした「ブロックやフィレ」で起きやすい
調理中に混ぜる際などにも起こることですが、ブロックの形状は主に乾燥状態から湯戻しする際に起こりがちです。
乾燥状態から水気を与えることで、柔らかくなるので形が崩れることを100%防ぐことは難しいです。
ブロックは他の形状と違い「メインの食材」としての役割を担うことが多くリカバリーがしにくいのが実際です。
崩れてしまったものを、再び形成することはできないので避けたい失敗ではあります。
あえて型崩れさせたいという人はいないでしょう。
大豆臭が取れきれない
大豆臭こそが大豆ミートの「美味しくない、まずい」と言われる原因。
乾燥大豆ミートには洗う工程がありますが、どんなに丁寧に行っても大豆臭を100%取りきることはできません。
ただ、減らすことはできます。その為の湯戻し方法を本記事で紹介します。
この大豆臭になる原因は🤔??。発生元はどこ🤔??
洗う工程がありますが、洗った後の水を見てみると結構濁ります。これがまさに大豆臭のもと。
洗う水の中に出すことができますが、適切に水気をとれていないと「大豆臭が取り切れていない」と感じることになります。
正しくは取れていて、おしいところまでは行けています。最後の仕上げが大切。
香りは料理の仕上がりに大きく影響します。
料理の中で様々な調味料を入れますが、味の一部として大豆ミートに水気をあえて残すという選択はとらなくていいでしょう。
戻す時のポイント
ポイントになるのは以下の通り。
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- 茹で時間を調整する
- スポンジのように、水を吸わせるように押し洗い
- まとめすぎないように、分けて握るように絞る
茹で時間
茹でる時間が【短い】と『中まで熱が届き切らず、芯が残る』ことがある。
茹でる時間が【長い】と『形が崩れる原因』になる。
茹で時間をミンチやフィレよりも「やや長くとる」のがいいでしょう。
ミンチよりも体積が大きい分、中まで熱が通りうまく茹で上がるまで時間がかかります。
注意すべきは、短時間に熱をかけすぎること。つまり強火で煮ること。これはしないように。
大豆ミートは「出汁をとるイメージ」で湯戻しするといいでしょう。出した出汁は捨てますが。
具体的には🤔??
様々なメーカーを見た感じ以下の時間は一般的でよくみる時間。
- ミンチは、5分
- フィレは、8分
- ブロックは10分
弱火にて蓋を閉めて茹でるのがオススメ。
メーカーの推奨している時間があるのであれば、それを参考にするのが一番です。
茹で時間を管理しやすいように熱湯に入れるようにしましょう。
メーカーの推奨している湯戻し方法で『ミンチ・フィレ・ブロックの茹で時間が共通』の場合があります。
その際のブロックは、火を消して蓋を閉めたまま3分放置するのがオススメ。これをすれば芯はあまり残りません。
洗い方
洗いには失敗しやすいことが多いので要留意
【一回の洗い・絞り】 → 洗い不十分で『大豆臭が残る』
絞る際は、全体をまとめてぎゅっと絞る程度では絞りは足りません。
一粒ずつ絞るのが一番いいですが、たくさんとなるとやはり大変で丁寧さが欠けがち。
【過剰に洗ったり力を入れすぎる】 → 『型崩れの原因』になる
ちゃんと洗ったのはいいですが、絞りまで気を抜けません。
洗えてない粒がないように数粒程度ずつ流水で丁寧に洗うことが重要です。
再度、絞ったものに水を加える際も、スポンジのように揉んで中に新しい水を一度吸わせるようにします。
力の入れすぎは禁物ですが、それなりの力で水をきり、再度新しい水を入れるようにするといいでしょう。
体積があり粒の中まで十分にすすぐ為に、3回程度は洗いと絞りと繰り返すことがおすすめです。
ミンチやフィレの時にはしない洗い方であり、一番のポイントになります。
具体的には🤔??
スポンジのように、水を吸わせるように押し洗い・揉み洗いをしましょう。
水に浸った状態で、水の中で揉みます。スポンジ程柔らかくはありませんが大豆ミート内まで新しい水が入るように。
一粒ずつすべてやるのは途方もないので3~4粒くらいずつまとめて揉んでもいいでしょう。
これをやった場合しなかった場合では、料理の完成度に大きな影響がでます。
全体をまんべんなく新しい水ですすぐことができたら、大豆ミートをザルにあけて絞りの工程へ。
水気を切る
洗いを丁寧にしてもしっかり水分を抜かないと料理の完成に影響がでます。
【軽い力で絞る】 → 洗い出すはずの水が残り『大豆臭の残ったブロック』になる
【力を入れすぎる】 → 『型崩れの原因』に
中に入っている大豆臭のもとになる水をしっかり出しましょう。
まとめてたくさん一気に絞らない。
全体をぎゅっとするだけでは一粒一粒の中から水を出すことはできません。
2~3粒合わせて握るようにしてすれば十分
やや面倒ではありますが、調理をはじめたりリカバリーが聞かなくなると大変です。
もっと簡単でいい方法はないのか🤔??
実は裏技があります。
キッチンペーパーを使って水気をとると簡単で確実に水気を切ることができます
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具体的にはどう使うといいの🤔??
しっかり目に水気が取れるので、洗いを絞りを繰り返す1回目2回目の絞りには使いません。手のみ。
キッチンペーパーで水気をとるのは最後の絞りの時に仕上げとして使うのがいいでしょう。
大豆臭の原因になるのは大豆ミートの中に残ってしまった水気をわかっているので残してはいられません。
素手で水気を切るのと比べたらコストはかかりますが、一回あたりいくらのコストでしょう。
微々たるコストで「おいしさ」をより間違いのないものにできるならコストをパフォーマンスが上回っているのではないでしょうか。
筆者がリピ買いしてるキッチンペーパーです。ご参考に。
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戻し方以外でおいしくする策
戻し方はわかった。とはいえ、こう思うはず。
- なるべく楽に戻したい
- うまく戻せるか不安
- 他にブロックをおいしく口にするための良い策はないのか
とれる策は以下の通り。
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- 商品選び
- 調理方法
商品選び
実はメーカーや商品によって「大豆臭の強さや落ちやすさ」は違う
ということは、
大豆臭の軽い商品を選べばいい
具体的には🤔??
「無添加の大豆ミート」は素材がいいため大豆臭も軽くてオススメ。
食材において原材料はとても大切。大豆ミートも例外ではありません。
素材がいいと大豆臭は軽くて落ちやすい傾向があります。
楽においしく確実においしく食べたいのであれば質のいい大豆ミート一択でしょう。
その中でも人気なのが「無添加」。
安い大豆ミートにはないポテンシャルを秘めています。
無添加の大豆ミートをまとめた記事もあります。ご参考に。
ソイフレーク
ナゲット
調理法
ブロックは形状の中で最も粒が大きいことで、細かい形状よりも「まずさ」をダイレクトに感じてしまうことがあります。
理由はおなじみ「大豆臭」。
この大豆臭をカバーする方法はいくつかありますが、粒の大きいブロックには油が有効でしょう。
具体的には🤔??
油を多く使う調理をする
揚げ物など油を多く使う調理だと大豆臭を感じづらくすることができるので、唐揚げにするのは理にかなっているといえます。
ブロックの用途はたいてい「唐揚げ」
さらにできる策として、もう一つ。
油を変えてみる
油にも何種類かあげられますね。
- ごま油
- オリーブオイル
- バター
どれも鍋いっぱいに使う油ではありませんね。わかったいます。
「揚げる」ではなく「揚げ焼き」という選択も視野に入れることで大豆臭のカバーの仕方にバリエーションを持たせるのをここでは提案させていただきます。
他にも調理の中でできる「大豆臭への対策について」まとめた記事があります。よかったらご参考に。
まとめ
- 沸騰したお湯を準備
- 弱火に変え、ブロックを入れ10分茹でる
- 流水で洗い、水を取り替え、洗いを3回
- 握るように絞る
- 茹で時間を調整する
- スポンジのように、水を吸わせるように押し洗い
- まとめすぎないように、分けて握るように絞る
おわりに
今回はブロックの大豆ミートの失敗しない戻し方を解説しました。
料理に失敗はつきものではありますが、ポイントをおさえ失敗しないに越したことはありません。
面倒な下準備といったらそれまでですが、手順をスムーズにしたら何分もかかりません。
少額で少しの時間で「おいしい」を作れるのであれば、最高な気持ちになれるはず。
おいしくするためにできる一工夫として是非ご活用ください。
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