乾燥の大豆ミートは水で戻すと水分を含み膨らみます。
湯戻しをするわけですが、やはりつきものなことがあります。
思っていた量よりも多かったな。。。どう保存したらいいかな🤔??
事前に「戻すと2~4倍くらいになる。乾燥タイプは量が増える」とはわかってはいても上手くできないことがあります。
わかります。狙った量にできないなんてザラ。
今回は乾燥の大豆ミートを戻しすぎて量が多かった時の対処方法を紹介します。
「小分け保存」か「調理して常備菜」がおすすめ
保存方法
まずは保存方法から。
冷蔵だと日持ちしないので「冷凍」がオススメです。
冷凍保存する際には、-18℃以下の温度で保存することが望ましいです。温度が高くなると、大豆ミートの品質が低下し、腐敗しやすくなります。
1か月以内に食べきるとよいでしょう。
冷凍
冷凍するにあたり2パターンの方法があげられます。
- 味付け「しないで」冷凍
- 味付け「してから」冷凍
そのまま冷凍
平たくすることで、解凍しやすく、また管理がしやすいようになります。
保存する際、適当な容器での保存はおすすめしません。
容器も劣化するうえに、何よりその中に入っているものを食べるわけなので。
電子レンジ、オーブン、湯せんでの調理、冷蔵、冷凍での保存ができる容器。
しっかり食洗器での洗浄も可能。
繰り返し洗って使えるため経済的すぎる。
気になる原料ですが、多くの医療用器具や乳幼児用の製品に使用されている「 ピュアプラチナシリコーン」というシリコンによって作られています。
味付けしてから冷凍
唐揚げ風や生姜焼き風など味を決めるのも、下味のみつけるのもいいかと思います。
上の方法と併用して便利に使うのがオススメです。
解凍方法
上で紹介したものはどちらも「料理に使う」前提の保存です。基本的な食べ物の解凍方法と変わりません。
また解凍した大豆ミートを再度冷凍することは避けましょう。
- 冷蔵庫に移し、解凍
- 流水で解凍
とはいえ、冷蔵庫でゆっくり解凍することが望ましいです。急速解凍や室温での解凍は、大豆ミートの品質を損なうことがあるので注意しましょう。
ブロックタイプであれば解凍の時間は長めにとる。
ミンチタイプであれば塊を手で割りながら使うなど。冷凍した大豆ミートによってうまく料理に使用するといいでしょう。
保存からスムーズに調理するには容器を対応のものにするのが1番。
経済的に冷凍の保存をしていくのことを考え中であれば保存容器を有能なものにすると捗ります。
真空
食材を冷蔵でちゃんと保存していても劣化してきます。
食品の劣化は空気に触れていることで起きます。原因は「酸化」
それを防ぐ策として有効なのが「真空保存」
普通のジップロックも保存に便利ではあるものの、真空にするのは難しい。
しかし、家電量販店などでは滅多にお目にかかれないのが実情。
真空の器具を持っている方は「趣味に食べ物が絡んでくる方」や「食べ物を扱うお店をしている方」が多い印象。
こう思う方もいるはず。
保存は「冷凍」で十分では🤔??
実は、保存において最強といえるのがこの「真空」。
冷凍は凍らしますね。冷凍庫に入れたら食べ物の劣化は止めると勘違いしていませんか?
冷凍して解凍した場合、長い時間保存していたものは冷凍する前と比べたら鮮度は遥かに落ちています。
鮮度を保つのがこの真空。
必要な時に開封するだけ。このシンプルさが中のものに影響を与えない1番の方法です。
真空にするものは食品の他にもドッグフード茶葉など湿気させたくない物にも使えるため、劣化をさけつつ保存したいものをお持ちの方は重宝するアイテム。
結局ネックになるのが「入手方法」
あまりメジャーなアイテムではありません。そしてなかなか良さげな商品にも出会えて来ませんでした。
安い器具ではありませんが、「劣化を止める」という他の器具で代用できない役割を果たしてくれる器具。
保存方法に真空という選択肢は有効な手段です。
常備菜にする
次に常備菜を紹介。
大豆そぼろ(ヴィーガン対応)
冷蔵庫の常備菜として保存してご飯にかけて食べるとおいしいです。
ひき肉よりも罪悪感が少なくそぼろご飯を食べれるので、疲れている時や時間がないお昼やお弁当にもピッタリ。
ハンバーグ(ヴィーガン対応)
大豆ミートは精肉と違い上手くまとまらないことが多いです。
おすすめのつなぎ食材を紹介した記事もありますので、良かったらご参考に。
保存する前提で使う
こう思う方もいるはず。
まとめて湯戻しして、ストックして使えばいいのでは🤔??
いい方法でありますが、やりすぎには注意が必要です。
賞味期限
大豆ミートの賞味期限が1~2年と長いのは、「乾燥状態」での話。
乾燥状態とは違い水分を含んでいる状態になると、腐ったりカビたりも最悪考えられます。
水で戻したら3~4日以内に食べるようにしましょう。
もしストックしつつ使っていくとなると「冷凍」もしくは「真空」でといった、しっかりとした保存が必須となります。
まとめて湯戻ししてしまう方法のメリットとデメリットは以下の通り。
戻す時の注意点
まとめてたくさんの大豆ミートを戻すにあたり注意することがあります。それが、
洗い具合にムラがないように洗うこと。
1度にたくさん洗うのは時短になるのは素晴らしい。
ただ、ちゃんと洗えていたらの話です。
乾燥状態を湯戻しして、洗う段階で大量のものを洗うとなると洗いきれてないことがよくあります。
しっかりと洗えていないと、大豆臭が残ります。その大豆ミートを使って作る料理の味や風味に影響が出ることでしょう。
もし、1度に洗うのであれば、大きなボールにたくさんの大豆ミートを入れ洗うことはせずに、
普段使う大きさのボールで数回に分けて洗うなどの策は必要です。
大豆ミートの調理において「洗う工程」はとても大切です。
効率を重視して、本来の目的である料理がおろそかにならないように気を付けて戻しましょう。
美味しく戻す方法を詳しく書いた記事もありますので、よかったらご参考に。
「戻しすぎた」を防ぐ方法
小分けの商品を購入する
これにつきます。
大容量よりはコスパは下がりますが、ダメにして捨てるを避けるには有効な方法です。
小分けの商品もまとめて購入することで送料を無料にできたりするので、オススメ。
一気に洗うこともないので洗いムラも出ず美味しく戻すことができるでしょう。
おわりに
今回は水で戻しすぎたらどうしたらいいか紹介しました。
ポイントを抑えることで、安全かつ美味しい状態で保存できるのでぜひお試しください。
上手く使うことで食費の節約になります。
自分の口に合う美味しい調理方法が固まれば、常備菜として普段使いするのはいい選択です。
乾燥タイプを効果的に使って美味しく豊かでハッピーな食生活が送れますように。
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