大豆ミートの作り方!豆腐・大豆・高野豆腐から自作する方法

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大豆ミートの作り方

お肉の代用品大豆ミート。

食べるにあたり購入して調理に使用することが一般的ではありますが、こう考えることがあります。

大豆ミートを作る方法はないのかな🤔??

精肉とは違い大豆の加工品。

手づくりしようと思う動機はいくつかあると思います。

  • 実店舗で売ってる中に、ピンとくるものがない。
  • 大豆ミートの価格が高いと感じている。
  • 加工度の高い食品への懸念。
  • 既存の商品が口に合わない。

代替肉は「お肉」と違い、自分なりに作るという選択が取れるのは大きな強み。

大豆ミート自体が「肉もどき」なので、今回作るのは「肉もどきのもどき」になります。

市販の大豆ミートとは食感や香りが違うため、食べやすいという良さもあるものの、大豆ミートと言いきれるかというと少し微妙。。。

大豆ミートというより、自作したミートなので「自作ミート」とでもいうべきか??

今回は大豆ミートの代用になりうる「自作ミート」を紹介していきます。

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大豆ミートを作るには

前提として、市販の大豆ミートと同じものを作ることはできません。

というのも

市販の大豆ミートは特殊な専用の機械を使って製造されています。

大豆から油を抜いて、粉状にして高温高圧で形を作ります。

ご家庭では再現することができない工程がいくつもあるため、市販されているような完全な大豆ミートを作成することはできません。

完全な再現は現実的に難しいですが、自分の好みに仕上げることができれば自作の方が良いとも言えます。

代わりとなる食材

大豆ミートを自作するにあたり、主となる食材はいくつかあります。

あげられるのは以下の食材。

  • 豆腐
  • 乾燥大豆
  • 高野豆腐

どれも「豆」系の食材

精進料理やヴィーガン対応のレシピでよく「豆」を使用します。

そのレシピの中で正式に「お肉の代用品に」という表現はしませんが、お肉の使うレシピでお肉にあたる役割の食材になることは多くあります。

ちなみに市販の大豆ミートも、今回自作するのと同じく「豆のみ」で作られています。

大豆ミートに「動物性の成分」が入っていると聞いたことがあるが🤔??

それは「調理済みのレトルトのおかず商品」の話。

「大豆ミートの○○」という類の商品(ハンバーグや唐揚げ等)なら、お肉で作るのが一般的な料理をお肉の代わりに大豆ミートを使って作ることになります。

物足りなさや味の再現の為に動物性の調味料や出汁を使用している場合や、お肉は使っていなくても卵は使用していることが結構あります。

市販の調理前の乾燥・冷蔵・冷凍の大豆ミートであれば、植物性であることは確実といってもいいでしょう。

もし、「大豆ミート自体に動物性の何かしらが含まれているから自作しよう」とお考えの方がいるのであれが、それは勘違いです。

調理前の大豆ミートは植物性100%の「ヴィーガン対応」の食材です。

豆の代わりに「小麦」を使った「グルテンミート」という食材もありますが、この話はまた今度。

必要なキッチン用品

特殊な機械を使わずに自作ミートを作るにあたり、その代わりとなる「いくつか必要なキッチン用品」があります。

わりとご家庭にありそうなものです。それが、

フードプロセッサー

ご存じの通り食材を細かくする際に使用します。

食材を細かくするにあたり他にもいくつかの調理用品があげられますね。

  • 包丁
  • ブンブンチョッパー
  • すりこぎ

電気の使わないものでも頑張ればできるかと思いますが、今回はおすすめしません。

単純に大変だからです。

自作ミートは料理の材料であって、完成後に料理が待っています。

体力や時間に抜群の余裕があればやるのもありですが、経験上思っているより大変すぎる。

料理には食材を細かくする工程のある料理が無数にあります。そのための器具も方法も無数にあります。

今までも、そしてこれからも「食材を細かくする」をやっていくのに、なぜこれを時短しようと思わなかったのか。

商品において「買わなきゃ損」という言葉の意味が分かりませんでしたが、これで気づけました。

時短を買わなきゃ、時間は無限に溶けていく。

洗濯は洗濯板でもできますが、ほとんどのご家庭で洗濯機でしかしないですよね。

フードプロセッサーに限らず時短系の家電は、使うのがオススメではなく、

使わないのは時間の無駄。体が自由に動く今の若さを無駄にしないためのアイテム。

若さを保つサプリや化粧品にお金をかけて、若さの消費を減らす商品にお金をかけない意味がわかりません。

そして、欲をいうなら「食洗器対応のもの」が好ましいです。洗うのが大変なものこそ機械にやってもらいたい。

逆に、料理をしない方は絶対買うべきではありません。使う頻度が少ないなら時短の恩恵が受けられません。

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自作方法

さて、いよいよ作り方。

材料自体はシンプルで、特殊な工程はありません。

しかし、食材によって楽さはやや違いがあります。

材料に使えるもの

  • 豆腐
  • 大豆
  • 高野豆腐

使う道具

  • フードプロセッサー
  • ボール

「豆腐」での作り方

材料
  • 木綿豆腐
あったら便利な道具
  • バット(切った豆腐を並べる)
  • キッチンペーパー(豆腐の水分をとる)
手順
  1. 切る → 冷凍
  2. 解凍 → 水気をしぼる
  3. つぶす。
  4. 調理に使用

豆腐で作る方法が1番簡単で抵コスト。

シンプルな成り立ちということもあり、作ることで失敗することはまずないでしょう。

しかし、簡単な分「豆腐感」があり、大豆ミートかと聞かれたらYESではない。

味付けやソースありきで料理の完成を考えるとしたら、凍らす時間を使いながら他の作業を行うことができ効率的で良いですね。

作るポイント

解凍後の水気はしっかりをとる。

キッチンペーパーを使うなどして水気をとるのも有効です。オススメ。

わかりやすい動画がありますので、よかったらご覧ください。

コストが低く簡単で失敗もしづらいので、初めて手作りしようと考えている方にはおすすめの方法となります。

「乾燥大豆」での作り方

材料
  • 乾燥大豆
  • 全粒粉
あったら便利な便利
  • フードプロセッサー
手順
  1. 乾燥大豆を水に浸す。(戻す)
  2. フードプロセッサーで細かくする。
  3. 全粒粉を混ぜ、形成。
  4. 調理に使用

今回紹介する1番「大豆ミート」に工程が近い方法です。

というのも、大豆ミートも同じく水分を与える工程があります。

乾燥させた豆ということもあり、加工レベルも低いです。

加工食品への懸念を持っている方にもオススメの方法となります。

豆を細かくするという工程がある為フードプロセッサーは必須。

豆だけでは、細かい豆なので食感やまとまり感や粒感がでません。

そこでそれらを出すために全粒粉または米粉などを混ぜ合わせていくことが必要となります。

作るポイント

粉は、具合を見ながら、徐々に追加していきましょう。

入れすぎの予防になるだけでなく、まんべんなく混ぜることができ均一で完成度の高いものを作れます。

粉を一気に追加し、入れすぎたという失敗もあるので慎重に。

わかりやすい動画がありますので、よかったらご覧ください。

この方はマッシャーで丁寧に大豆をつぶしています。素晴らしい。見習いたい。

「高野豆腐」での作り方

材料
  • 高野豆腐
あったら便利な便利
  • フードプロセッサー
手順
  1. 高野豆腐をアンモニアぬきする。
  2. しぼる。水気をきる。
  3. フードプロセッサーで細かくする。
  4. 調理に使用

少し珍しい方法かもしれません。

高野豆腐はスポンジ状なので水気をきるのも容易です。作業時間は1番短く済みます。

スポンジを細かくするのでフードプロセッサーは必須。今回はすりこぎだとやりづらさがあります。

調理に使用する際ですが、スポンジ状ということで形成する調理に向きません。

ほぐれやすさを活かした調理に使用するのがいいでしょう。

ほぐれやすさを活かした調理
  • ミートソースやボロネーゼ等の「ソース系」
  • 麻婆豆腐などの「煮込み料理」

注意点は?

保存期間

保存は長く効きません。

3~4日以内には全て食べきるのがいいでしょう。

保存を前提に作っていませんので、食べる分を毎回作るのがベストの方法になってきます。

まとめて作り置きは無理なの🤔??

もしまとめて作って保存するのであれば「真空パック」にするのがおすすめ。

食品の劣化は空気に触れていることで起きます。

普通のジップロックも保存に便利ではあるものの、真空にするのは難しい。

真空にする食品は自作ミート以外にも使えるため、まとめて作って保存することが多い方はとても重宝するアイテム。

しかし、家電量販店などでは滅多にお目にかかれないのが実情。

👇良さげなの探して参りました。ご参考に👇

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タイパ

タイパでいえば良くありません。

というのも、買ってすぐ使うのが主流な大豆ミートをあえて自作しています。

自分好みにできるというメリットはあるものの、時間効率的には大豆ミートを購入した方がいいでしょう。

自作で効率を上げるならフードプロセッサーなどの時短家電は必須。

調理に時短家電を積極的に取り入れることで、あなたの手でしかできない他の調理に手を回すこともできます。

もし大豆ミートでタイパを求めるのであれば、「湯戻し不要の大豆ミート」という選択肢もあります。

大豆ミートで主流なのは、「乾燥タイプ」。1番販売しているメーカーも多いです。これは湯戻しが必要。

実は一部の商品で、この湯戻しをせずに「そのまま調理に使える」商品があります。タイパ重視ならコレ一択。

おすすめの「湯戻し不要の大豆ミート」をまとめた記事もあります。よかったらご参考に。

コスト的には?

今回紹介した豆腐・大豆・高野豆腐のなかで最も安いであろう「豆腐」と例に挙げます。

東京での豆腐の小売価格を示す統計データによると、価格は以下の通り。

 価格 
豆腐(1kg)271円
出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)

よく見る1丁は300gでの販売。約90円くらいでしょうか。一般的に60~100円くらいがよく見る価格。

安い日であれば50円くらいで入手もでき、家計の味方と言える食材。

自作ミートで豆腐を使う際ですが「水気をきる」工程があるので、まるまるそのまま使えているわけではありません。

豆腐だと

300gで60円で計算すると、100gで20円。

水分を切って総重量の5%の水分を抜いたとしたら。95gで20円。(100gだと21円)

100g作るコスト【21円】

大豆ミートだと

手出しを最小にして大豆ミートを入手するとしたら100円均一キャンドゥの大豆ミートになります。〈キャンドゥの大豆ミートの記事はこちら

100円で100gの商品。乾燥タイプで水気を帯びることで約3倍に膨らみます。

300gで100円の計算(100gだと33円)

100g作るコスト【33円】

材料を100gで33円以下で入手することができるなら、自作ミートの方が安上がり!あり!

他にもコストに触れた「お肉と大豆ミートのコストを比較した記事」もあります。よかったらご参考に。

おわりに

今回は大豆ミートの作り方について紹介しました。

完璧な大豆ミートではないものの、自作することで大豆ミート特有の香りなどは弱いものにできます。

コストの面でも安くすることができ、作る料理によって代用の食材を変えることをすれば料理の完成度も上がるでしょう。

1つ懸念するとしたら「タイパ」

大豆ミートに代わる「材料の作り方」を紹介してきたわけですが、結局は市販のものを使うのが1番早いです。

しかしながら、手作りの自分好みにカスタムできる良さがあるのも確か。

ベストな選択をするのであれば、時短の家電を導入することになってきます。

今後の人生でお料理をしばらくしていくのであれば「食材を細かくする」は時短しましょう。

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