100均のCan★Do(キャンドゥ)で大豆ミートを買えることをご存じでしょうか。
もちろん100円。(税抜き)
大豆ミートは高いイメージで手に取れていなかった方でも試しやすい。
しかし、食べる前に実態を知ってからじゃなきゃ買いたくないという方へ。
お任せください。私がレビューします。
今回はCan★Do(キャンドゥ)大豆ミートを全種類を食べてみました。
実際の味は食感は風味はどんな感じなのか、詳しくレビューしていきます。
この商品の特徴や美味しく調理する方法なども解説しますのでお付き合いください。
作っている会社
株式会社アルムという静岡県の企業です。
食品を取り扱っており、研究開発。生産からデリバリーまでをワンストップで展開しています。
有名な取引先は、成城石井・キャンドゥ・カルディ等。
実際の商品
全ての種類を購入しました。全て税込み100円+税。安い。
形状は【ミンチ・スライス・ブロック】の3種類。乾燥タイプの大豆ミート。
店舗によって取り扱い具合が違い、1つの店舗に全種類がない場合も。
手に取った瞬間に気づきました。それぞれ内容量が違います。
形状 | 内容量 | 湯戻し後 |
---|---|---|
ミンチ | 100g | 戻すと4倍 (約400g) |
スライス | 50g | 戻すと3倍 (約150g) |
ブロック | 40g | 戻すと2.5倍 (約100g) |
購入する際にネットで見た画像と、実際にキャンドゥで商品を見て感じたことは以下の通り。
- 【ミンチ】結構細かい。持った感じ内容量ずっしり。
- 【スライス】結構小ぶり。
- 【ブロック】ごろっとしてる。想像以上に厚みがある。
パッケージ
パッケージの大きさを測ってみました。全て同じ大きさ。
大きさ
縦が約22.7cm。横が約13.7cm
3つ並べてみたらこんな感じ。
保存のチャックはついていません。1回分の量なので使い切りましょう。
裏面
裏面が素晴らしいです。というのも、
- ミンチ・スライス・ブロック「それぞれにあった戻し方」が記載されている
- 湯戻しの方法が具体的、かつわかりやすい
- それぞれどのくらいに増えるか記載されている
- 内容量にあったレシピが記載されている
あって当然のようなことに感じますが、扱いについてここまで丁寧なのは珍しく初めて調理する方も安心です。
注意事項
商品の内容
粒の量
メーカーによって粒の大きさに違いが出がちなスライスとブロックをお皿に出してみました。
1袋にこのくらい入っています。粒の大きさがわかるように定規も添えました。
においは結構強め。量が多いということもありミンチが特に強く感じました。
粒の比較
各形状の重量の増加を比較するために、比較する量を「ブロック1粒の重さ」と同じ量を測定していきます。
勿論ブロックの粒の大きさも均一ではないですが、中くらいのサイズを選び測定に使いました。
ミンチ(乾燥時)
スライス(乾燥時)
厚みは3mm程度。
すぐに割れてしまいそう。
ブロック(乾燥時)
厚みは2cm超えたくらい。
戻してみた
パッケージ裏にそれぞれの戻し方の記載あり
なお、戻し方は「ミンチ・スライス・ブロック」で少し違います。
大きめの鍋を準備。
茹でる時間とは、沸騰したお湯に入れている時間。沸騰してから入れましょう!
ミンチ(戻し済み)
スライス(戻し済み)
ブロック(戻し済み)
重さは全種類で3倍オーバー。いい感じに戻せました。
洗い、水切りは2回では大豆臭が残っているように感じました。
型崩れが怖いところですが、3~4回はした方がよさそうです。
調理してみた
炒めてみた
当然ですが大豆から油を搾り作っている食品の為、調理には油が必須。
ごま油・サラダ油・オリーブオイルはたまたバターやマーガリン。使う油によっても完成の味に違いが出てきます。
今回は製品を理解しやすいようにサラダ油を使用。
実食
調理前に豆感の香り強め。よく洗いましたが香りは残り気味。
今回のように焼くだけなどのシンプルな調理とは相性が悪い。
戻し方の工夫には限界がある為、調理法や味付けを工夫する必要がありそう。
香りが残る可能性を考慮したらキーマカレーや麻婆豆腐などととの相性は良さそうな印象を受けました。
レビュー
パッケージ裏面は素晴らしかったです。
他の全メーカーさんマネするべきだと思います。
1グラムいくらという計算をしたらもっと安い大豆ミートはあります。
しかし「100円で買える」商品は他のメーカーではまだ見たことがありません。
内容量も一回分を想定しており、初めて購入する初めて料理して食べるという方には推せる商品だといえます。
また乾燥で賞味期限が長く保管がきくという部分は「一回分の使い切り」という商品スタイルにより活かしきれていない。
興味を持つ大豆ミートの入口としてはいい商品。
一回分で100円は安いですが、繰り返し食べるとなるとやや割高になりそう。
おわりに
今回は「Can★Do(キャンドゥ)の大豆ミート」をレビューしました。
高いと言われている大豆ミートが100円で買えてしまうのは正直にすごい。
種類は乾燥タイプのみなので、レトルトで価格破壊が起きたらより流行りそうだなと感じるところでもあります。
味が抜群というわけではないものの、調理に使う分には全く問題なく普段使いの食材に組み込んでいくのはいい選択です。
「大豆ミートは高い」というイメージを克服している大豆ミート。
購入の参考にしていただけましたら幸いです。
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