【解説】なぜ代替肉より精肉の方が安い?

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代替肉より精肉の方が安い。

全てとは言いませんし、ケースにもよりますが、精肉は安く手に入れることが可能ですよね。

「植物」と「動物」を比べた時に「動物の方が安い」ということです。

不思議に感じたことはないでしょうか。なぜ安いのでしょうか。

結論

「安全」という価値が含まれていないから

安い肉から高い肉まで様々です。全てが安全じゃないわけではありません。

「輸入品」と「国産」で価格に差があることも常識ですよね。

飼育される場所によって安全度が違うのか。なにがどう違うのか。解説していきます。

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「輸入品」と「国産」違い

違いは「効率」。これにつきます。

海外は効率よく飼育し、精肉まで行います。少ないコストが大量の精肉を生産する。

生き物が相手だから、そこまで大差ないのではないか。

環境だけでそこまで効率があがるものなのか。

なにが違うのか見ていきましょう。

「餌」が日本と違う。

食べることで成長が早まる「薬入りの餌」を与えています。

「肥育ホルモン」といい国によって与える餌に関するルールが違い、与えることが許可されていることがあります。「成長促進ホルモン剤」や「肥育ホルモン剤」という薬です。

食肉の輸出大国のほとんどが使用を認めています。

肥育ホルモンを与えると…

早く成長する ➡ 与える食料、水が少なくて済む ➡ 短期間・低コスト・大量に出荷

結果、普通に育てるよりも安く大量の肉を生産できる仕組みです。

日本では使用が禁止されています。他に禁止している場所はEU。

肥育ホルモンとは、牛や豚などの肥育促進を目的に使用される動物用医薬品等です。日本国内では、農林水産大臣による動物用医薬品としての承認はなく、また飼料添加物としても指定されていないため、使用されていません。

農林水産省 肥育ホルモンについて https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/siryo/hiiku.html

精肉に含まれる化学物質

精肉に含まれる化学物質による危険性については、あまり知られていません。

食品添加物などの報道は多少目にしますが「家畜への肥育ホルモン」という話題は見ますでしょうか。

肥育ホルモンだけでなく、抗生物質や他のホルモン剤も肉に含まれる可能性もあります。

これらの添加物や薬剤は加工の際に使用されるケースもあり、人体に悪影響を与えることがあります。

ものによっては発ガン性だけではなく、人間に直接に中毒症状を起こすものも存在します。

さらにいうと「どの程度食べたら、どの程度の健康被害がでるのか」詳しく解明されていないのが実情であり、1番怖いところです。

科学物質を回避するには?

日本は肥育ホルモンの与えて育てられた精肉の輸入は認め、今日も店頭に並んでいます。

海外の国のルールで「成長剤入りの餌食べさせてもいいよ」とされています。

しかし与えるかの判断は農場の判断になります。

海外産だからと言って、与えているのが肥育ホルモン入りの餌とは一概に言えません。

安全なこともありますが、見分けがつきませんよね。

回避するための方法はいくつか挙げていきます。

  • 国産を選ぶ
  • 海外産を購入の際は、安いものは避ける

国産を選ぶ

上でも書きましたが、日本では肥育ホルモンの使用を認めていません

国産を選ぶだけというシンプルな方法ではありますが、海外より安心して口にできます。

海外産を購入の際は、安いものは避ける

買い物をするうえで「安い」というのは素晴らしいことです。

しかし日本では「肥育ホルモンの与えて育てられた精肉」の輸入は認めています。

なぜ安いのでしょう。同じ動物の肉に値段の違いがあるのは明白。

「安い」には理由があります。

価格を見て安すぎるものも判断の手がかりになりえます。

海外ではどうしてる??

海外に住んでる方はどのようにしているのでしょうか。

  • 肉を控える人が増加
  • ホルモンフリーの肉を選んで購入している

肉を控える流れ

近年、健康意識の高まりから特に海外では多くの人々が肉を控えるようになっています。

精肉に含まれる脂肪やコレステロールが健康によくないという見解もあります。

それももちろんですが、

精肉を通して「科学物質を体に入れないという意図」も見受けられる。

「健康リスクを犯してまで肉を食べたいか」と問われたら、納得の意見。

日本でも健康ブーム自体はあるものの「無数の健康食品」「無数の健康器具」など+αにあたるものばかりが増えていっています。

豊かで素晴らしいことである一方、見直すべきはもっと根本的な「普段」の中にあります。

追加するではなく、むしろ「控える」「減らす」というのも健康を考える上では必要な考え方でしょう。

お肉は美味しいし体に必要なのはわかります。

しかしそれを上回る怖さを化学物質に持っている方がいて、肉から植物性の食品へと食のスタイルをシフトさせている方が一定数いらっしゃいます。

「ホルモンフリー」のみを購入

「ホルモンフリー」とは🤔??

肥育ホルモン剤、成長促進抗生物質等を使用していない自然な環境で育ったお肉をホルモンフリーと呼びます。

引用:ミートガイ ホルモンフリーよりhttps://www.themeatguy.jp/ja/lp/healthy/hormonefree.html#:~:text=%E8%82%A5%E8%82%B2%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E5%89%A4%E3%80%81%E6%88%90%E9%95%B7%E4%BF%83%E9%80%B2,%E4%BB%8A%E6%B3%A8%E7%9B%AE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%EF%BC%81

平たく言うと「オーガニック」のお肉版。

海外ではこの「ホルモンフリーを選ぶ」のはわりと常識らしいです。

スーパーなどにホルモンフリー以外の肉も出回っているものの、個人で判断して選んでいます。

「海外のお肉。安い。買い。」という浅はかな感じで精肉を買ってはいないようです。

日本人はどうすればいい?

あげられる策は以下の通り。

  • 肉を断つ
  • 国内産を選ぶ
  • 代替肉に切り替える

肉を断つ

日本には少ないと思いますが、いっそのことヴィーガンになろうと決断する方もいるかもしれません。

ですが、日本ではヴィーガンに対するマイナスイメージがなかなか大きい為、自らヴィーガンを自称し実行する方は少ないでしょう。

健康上の理由や狙いがあり「肉を口にしない選択」をしている方は、あえて自称はしないでしょう。

「肉を断つ」のは現実的ではありません。実体験から言えます。すぐには絶対無理。

体に不調が表れます。想像以上に食生活を変えるのは大変なことです。

徐々に時間をかけるのがおすすめであり現実的です。

国内産を選ぶ

結局のところ、海外と比較すると国産は安全です。

食において「メイドインジャパン」はやはり強い。おいしくて安全。日本が誇るべきことの1つです。

理由は上でも書きましたが、海外とルールが違う。国産=ホルモンフリーです。

多少高いのは当たり前。安全も価格に入っています。

代替肉に切り替える

管理のしやすさ、コスパを考えたら十分選択肢には入ります。

まだ馴染みがなく敷居が高く感じる方もいるかもしれません。

ただの食材の一つです。代替肉を解説した記事も書いています。よかったら参考にして下さい。

現に精肉から代替肉へシフトしている人の多く出てきており、健康意識を普段から見直そうという流れもあります。

現実的な提案をさせていただくと「精肉の摂取を減らし、代替肉を取り入れる」

これならコスト面や健康面で再現性が高いのではないでしょうか。

まとめ

海外の肉が安い理由

日本よりも効率よく生産されているから

なぜ効率がいいのか

日本と規制が違い、餌に成長を促進する薬を入れられる ➡ 短時間に低コストで出荷が可能

安い肉の何が怖いのか

どの程度食べたら大丈夫で、どの程度の健康被害がでるのか」詳しく解明されていないこと

安心して肉を食べるには
  • 国内産を選ぶ(コスト高め)
  • 代替肉を食べる(敷居高め)
最も再現性が高い方法

「精肉の摂取を減らし、代替肉を取り入れる」

おわりに

「安い精肉を食べる=危険」ではありません。しかし「安さ」には理由があります。

『近年、健康意識の高まりから多くの人々が肉を控えるようになっている』とよく目に耳にしますが、これは自分の体が大切だからに他ならないからです。

なるべくであればリスクは少ない方がいいに決まっています。

口にするということは、体に入り、自分の一部になります。

食べる時も心して頂かなくてはいけません。命をいただいています。

自分を大切に笑顔で明日を迎え続けられるように、良い選択をしていきたいですね。

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