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【グルテンミート】小麦を使った代替肉!販売してる商品は?作り方は?

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グルテンミートとは

「グルテンミート」をご存じでしょうか。

人工肉のひとつで精肉ではない、代替肉です。 

植物性の食品がよく話題に上がりますが、このグルテンミートはあまり耳にしません。

グルテンのミートと聞いてもイマイチどんなものかイメージしづらい。

今回は「グルテンミート」について解説、紹介していきます。

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グルテンミートとは

代替肉の一種。植物性の食品です。

原材料は小麦と水。名前の通りグルテンによって成り立つ「主成分はタンパク質の加工食品

グルテン過敏症の方・セリアック病の方は控えましょう。

代替肉を示す「フェイクミート」「オルタナティブミート」「プラントベースミート」の一種ではありますが、これらの単語は代替肉でメジャーな大豆ミートを連想しがちですが、グルテンミートもこれらに属します。

「グルテン」は小麦の成分の一部が水と合わさりできるものです。

大豆で作って「大豆ミート」なら、小麦で作られているので「小麦肉」的な印象。

実は日本で昔から食されている「生麩(なまふ)」と同じ成り立ちの食品で、新たな呼ばれ方をされ再び注目されています。

「生麩」と「グルテンミート」の違いは?

違いは入っているもの。

生麩には「白玉粉」や「もち粉」などグルテンに追加でもちもち感のある材料を入れることがあります。

生麩の刺身など、シンプルな料理として完成していることもあり生麩そのものにゴマや青のりを入れるケースも。

一方、グルテンミートは料理の材料として使うため、生麩よりもシンプルに作られることが多いです。

「グルテンミート」と呼んでいるのは日本での話で、海外では呼ばれ方や使用のされ方まで違います。 

海外では

海外では「セイタン」と呼ばれている。

ヘルシーで人気があり、むしろ日本よりも様々な料理に使用されている。

特徴

食感・見た目

食感は「モチモチ」見た目は「ブロック状の塊」

手に持った感じは、練り物の為かややどっしり重め。

香り

ほぼありません。

グルテンミートは「小麦」が原材料。いわゆる「お麩」。香りは無し。

他の代替肉や精肉においてこの「香り」はマイナスの部分になりがち。

他の代替肉の代表「大豆ミート」には「大豆臭」の課題があります。

精肉などの生ものは「生臭さ」を避けることができません。

他の「ミート」にあるはずのないものが「無い」というのも大きな特徴と言えるでしょう。

お肉も代替肉も共通していますが、「香りや味が染みるタイプの食材」であると同時に「香りのする食材」の為、加える調味料や食材を考慮しなくてはなりません。

料理する側にとって、対策しないといけない「かおり」がないのはありがたい特徴です。

ヘルシー

低カロリー・低脂肪・低糖質

ヘルシーな食事をしたい方にはピッタリの食品。

動物性の食品ではないため大豆ミート同様「ノンコレステロール」

使っている食材をお肉からグルテンミートに変えるだけでもカロリーを抑える効果が期待できます。

モチモチ食感で食べ応えがあるので、食べすぎの抑制にも効くでしょう。

食べたい、けど痩せたい。を解決してくれる食品が既に日本にあったのに、口にする機会は全然ありませんでしたね。

食べ応えがある低カロリー食材のため、ヘルシー料理と相性◎

食べ方

日本の料理では「料亭のお料理」「精進料理」で使われる口にするのがほとんど。

しかしその際、食材の呼び方はグルテンミートではなく「生麩」と呼ばれがち。

生麩の田楽
生麩の角煮風

塊のゴロっとしたお肉と役割ができるため、大豆ミートでいう「ブロック」のような働きを担います。

活用できるメニューは以下のものがあげられます。

メニュー
  • 唐揚げ
  • 酢豚
  • 角煮
海外では

揚げたり煮たりしてメインのおかずにもでき、ピザ生地としても使用している。

「カルパッチョ」や「デザート」にも使用されており、日本よりもフルに活用されている。

モチモチした食感は肉の代替品としては勿論、食材としてそもそも美味しいことが強みだといえます。

「肉の代替」や「生地」や「デザート」になれる。汎用性◎

販売しているメーカー

三育フーズ

形状は「ブロックのみ」。販売タイプは「缶詰め」

グルテンミート 小(170g)
グルテンミート 大(430g)

三育フーズ グルテンミート 大  430g

見た感じ内容量が違う同じ商品。味や形状は同じ模様。

他に「グルテンバーガー」というミンチタイプの商品もありましたが、大豆を含んでおりグルテンミートと大豆ミートを融合させたような商品でした。

三育フーズのグルテンミートの気になるカロリーは、

「100gあたりのエネルギーが 118kcl」

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価格は以下の通り。

170g340g
価格567円(税込み)680円(税込み)

値段は変化しますので参考までに。なお送料は地域により違うので、含んでいません。

価格は、大豆ミートよりもやや高め。

しかしながら、「缶詰」という販売スタイルを考えると乾燥品よりは高くなっているのは妥当かもしれません。

原材料は以下の通り。

小麦たん白、しょうゆ(大豆を含む)、塩、コンブエキス、大豆油、砂糖、植物たん白酵素分解物、酵母エキス

出典:ベジタスオンラインストア
植物たん白酵素分解物とは?

小麦、大豆、トウモロコシのたん白が材料。うま味を追加する調味料。

大豆ミートとの違いは、塩や醤油などの「塩分」が入っていること。

料理に大きな影響があるわけではありませんが、塩分や糖分を気にされている方は料理の際に使う調味料を少なめに調整するといいでしょう。

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そのまま使用可能。食べやすい大きさに切って料理に加えるだけ。

湯戻しなどが不必要で、缶から取り出してすぐ使えて手軽。缶の中では水分を帯びているので使用前に軽くキッチンぺーパーで水気を切るといいでしょう。ゴロっとしたブロック状なので、食べ応えがあります。

オーサワ

価格518円(税込み)
形状ブロックタイプ
原材料小麦たんぱく[小麦(アメリカ、カナダ、オーストラリア、国産)]、有機醤油
アレルゲン小麦、大豆
出典:オーサワジャパン公式サイト

気になるカロリーは、100gあたり169kcal

「ブロックタイプ」ではあるものの、やや小ぶり。

色は濃くて、そのまま調理せずに食べるかのような見た目です。

有機大豆で煮ただけというシンプルさが素晴らしいです。

そのまま使う、もしくは少し塩抜き(洗うなど)してから調理に使う流れになります。

自作する方法

グルテンミートは自作することができます。

同じ代替肉の大豆ミートは製造の過程で特殊なものがあり専用の機械がないと出来ません。

手間はかかりますが自分で作ることができる点においてグルテンミートは優れていると言えます。

材料

材料はいたってシンプル。

「小麦粉」「水」

比率は2:1

小麦粉が500gなら、水は250g

小麦粉と言っても2種類ありますね。強力粉と薄力粉。

強力粉の方が多くグルテンを含んでいます。強力粉を使うといいでしょう。

グルテンを形成していきますが、加えることで形成に影響をあるものがあります。

  • 【助ける】 → 塩
  • 【妨げる】 → 砂糖・アルコール・酸・油

粉と水を混ぜ、まとまりをもたせる時に「塩」を入れ、グルテン形成の補助。

味付けやアクセントとして砂糖や油分を入れるなら、グルテン形成がある程度終わったまとまりが出来てからにするといいでしょう。

手順

小麦粉に水を加え、小麦の塊にして、そこからグルテンのみを取り出すという流れ。

  1. 小麦粉に水を入れる
  2. よく混ぜ、まとまりを作る
  3. 休ませる
  4. 洗う
  5. 茹でる

おわりに

グルテンミートを食べる意味は、肉を食べたくない人でも肉のような食感や風味を楽しめることができる点が挙げられます。

ヘルシーでおいしい世界のたくさんの方に食べられている素晴らしい食品の一つです。

しかし小麦アレルギーを持つ人には避けるべき食品でもあります。

バランスの取れた食事、豊かな生活にするためにグルテンミートは良い選択肢になり得ます。

グルテンミートは今後、ますます注目を集めることになるでしょう。

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