「大豆のハム」とは
植物性のハムです。ベジタリアン対応。
1991年9月10日に発売された商品。
日本で植物性原料の常温保存可能なハムが販売されていない中、開発され販売されました。
大豆のハムを作っている会社は「三育フーズ株式会社」という千葉県の企業。1987年6月に設立。
ベジタリアン向けの加工食品を製造・販売しています。
大豆ミートで作られたハンバーグやグラノーラまた麺類や飲料を扱っています。
取り扱い商品の原材料の多くは植物性ですが、一部「卵」を使用している商品もある為ヴィーガンの方は
確認が必要です。
この大豆のハムにも「卵」は含まれています。動物性の油やエキスなどは含まれていません。
「大豆のハム」は、健康を心がけている方のために、大豆たん白を主原料に卵白を加えて作られたハム風の植物性たん白食品です。
引用:三育フーズ株式会社公式サイト
商品の概要
概要をまとめました。パッケージの裏にも載っていましたので、写真も下に貼っておきます。
特徴
大豆のハムの特徴は以下の通りです。
- お肉のハムと使い方も用途も同じ
- ノンコレステロール
- 保存期間が常温で約1年
使い方
大豆のハムの使い方は以下の通り。
使い方も用途もお肉のハムと同じ。
加熱処理がされていることで、開封してそのまま食べることができます。
パッケージの裏面にて確認できますが、直接的に「そのまま食べれる」ということは少しわかりづらいかも。
実際の使い方・担う役割を紹介していきます。
「加熱せずそのまま食べる」使い方
油も使わずにヘルシーに仕上げられる。
乾燥タイプの大豆ミートとは違い、開封してそのまま使えるので便利です。
お肉のハムと同様の使い方で使うことができるため、ミスのしようがないのもありがたいです。
使いたい分を切って、お料理に使いましょう。
「加熱する調理」の使い方
ハムの代わりを難なくできる!
1つが400gもの量があり、ハムの代用として使えるので汎用性は高いです。
使い切れない分はラップをして、冷蔵するのもお肉のハム同じで、お馴染みの保存方法となります。
フライパンなどで加熱する場合、お肉のハムとは違い油が必須です。
大豆のハムは油を含まない食品の為、くっついてしまう恐れがあります。
調理器具に大豆のハムが直接接することがある場合には気を付けましょう。
たこ焼きやピザなど生地がくっつかないような調理工程がある料理は心配ありません。
どこで買える?
大豆のハムはどこで買うことができるの🤔??
ネットと実店舗。
どちらでもでも購入することができる。
安定して実店舗で取り扱っているわけではありません。
全国に販売されていますが物流などの関係もある為、確認はやはり店舗に直接が良いでしょう。
買いに行って入荷されてないとガッカリなので、確認してから店頭に行くか
ネットでの購入が確実で早いのでオススメです。
実際の商品
商品の購入する前に、公式サイトなどで商品の色や質感を確認しましたが、
おおまかな感じしか確認できませんでした。
調理されて美味しそうになった画像は確認できましたが、開封した調理前の大豆のハムのビジュアルは謎。
開封前
注文して数日。普通郵便にて届きました。
開封前は調べた通りのビジュアル。
思っていたよりも大きくてズッシリとした印象です。
この状態では中がどうなっているかわかりません。
円柱型で測りづらい。。
中身
切りやすい加工が施されておらず
手だけでは開けれなそう。
いざ開封。上の方をハサミで切り開封します。
どんなのが出てくるのか。
重さを測る。
ビニールがついている状態で400g超え。
大きさを測っていく。
長さは、こんな感じ。
縦は、17cmくらい。
長さもありますが正直な感想は「太さがある」です。さすが400g。
皮を剥いで中を確認していく。
気になる香りは。
切ってみる。断面はどんな感じか。
柔らかく、包丁は簡単に入ります。
断面はこんな感じ。
切っている時に崩れてしまうことはありませんが、柔らかく綺麗な断面にはしずらいです。
直径も測る。
大豆のハムを使ったレシピ
販売している「三育フーズ」さんによると
料理の素材として、和・洋・中華などのどんな料理にもよく合いおいしく召し上がれます。
引用:三育フーズ株式会社公式サイト
レシピを紹介!
ハムステーキ
最もシンプルで基本となる使い方
- 大豆のハム
- 塩コショウ
- オリーブオイル
- 焼く
- フライパンにオリーブオイルをひき加熱。
- 大豆のハム投入。焼き目をつける。
- 両面焼けたら一度引き上げる。
- ソース作り
- お好みで。
- 盛り付け
- ソースをかけて完成。
ガーリックを合わせると更に美味しく食べれる。
柔らかめのハムの為、じっくり良く焼いて食感を出すのもアリ。
チャーハン
- 大豆のハム
- 長ねぎ
- ご飯
- 卵
- 塩こしょう
- ごま油
- 炒め
- フライパンにごま油。
- 卵・ご飯を入れ、混ぜ炒める。
- パラパラになったら、長ねぎ投入。
- 全体が混ぜったら塩こしょうで味付け。
- 盛り付け
- 紅生姜など添えて、完成。
ハムカツ
- 大豆のハム
- 薄力粉
- 卵(とろろで代用可)
- パン粉
- 油
- 衣つけ
- 薄力粉・卵・パン粉を並べる。
- ハムを薄力粉→卵→パン粉の順につける。
- 揚げ
- 油の温度は170度くらい。
- 色が付くまで揚げる(1~2分)
- 盛り付け
- 野菜や添えたり、ソースをかけ完成。
大豆のハム実食
商品そのもののポテンシャルを知る為に、なるべくシンプルな調理で食べてみます。
今回試す調理法は以下の通りです。
- 加熱せずそのまま
- 焼き
加熱せずそのまま
「生」での実食。
加熱処理されているため、事実上の「加熱済み」と考えてもいいでしょう。
お肉のハム加熱せずに美味しく食べれますが、大豆のハムはどうか。
大豆臭もしません。
食感は、お肉のハムと比べて柔らかめ。コンビーフが苦手な方は、苦手に感じるかもと思う食感でした。
味は、自体は特にされていないので、ドレッシングや調味料といった味付けが必要。
お肉の味がしないため、お肉が苦手な方に良さそう。
焼いてみた
代替肉の為、油は必須。香りの少ないサラダ油を使用。
味付けは塩コショウ。
フライパンを温めてサラダ油をなじませる。
フライパンに投入。中火で炒めていきます。
色が少しついて、徐々に焼き目がついていきます。
香りは油の香り以外しません。濃い味付けや香りを追加しなくても良さそう。
香りは精肉と違いますが、見た目はお肉のハムっぽい。
コンビーフみたいな感じがします。柔らかく食べやすいです。
食感は大豆ミートと大きく違います。
シンプルな調理過程ではあるものの、お肉の香りも大豆臭や他の嫌な臭いもしないため
お肉の苦手な方には良さそう。
感想・レビュー
植物性のハムを扱っているメーカーは多くありません。
実際に触ってみて、食べてみて感じたことがいくつかありましたので、まとめます。
良い点
大豆のハムの良い点は以下の通りです。
植物性でこれだけのクオリティとは。正直驚いた。
有能な商品だった!
一方、扱う上での心がけること・頭に入れておくべきことも見えてきました。
イマイチな点
そんな大豆のハムは以下のような方に向いている商品であると言えましょう。
こんな人向けの商品
おわりに
今回は大豆のハムを実際に購入して食べてみました。
率直な感想は「常温で保存できる有能ハム」です。
代替肉に課題である香りも個性的ではあるものの、好みに刺さればリピートされるだろうと思うものでした。
容量も400gと多いので料理に惜しみなく使えるので素晴らしい。
まだ入手の方法は限定的ではあるものの、これから目にする機会も増えてくると考えられます。
また取り扱っているメーカーは少なく商品の数も限りがありますが、これからさらに増えてくることに期待です。
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