「フォアグラ」はご存じだと思います。
世界三大珍味であり、主にフランス料理で登場するイメージですよね。
アヒルやガチョウの「肝臓」であり、勿論これは動物性のもの。
なんと2022年、植物性のヴィーガン対応のフォアグラが開発されました。
培養フォアグラ?ちゃんと食べれれるの?どんなんなの?を解説していこうと思います。
植物性フォアグラとは
植物性フォアグラは、動物性フォアグラに代わる「肉ではない代替食品」です。
動物性フォアグラと同じような味や質感を持つため、ベジタリアンや動物愛護主義者の方々にとって魅力的な選択肢となっています。
「Dr. Foods」と「マーマフーズ」という会社の協業により研究・開発されました。
いらゆるコピー食品です。他にもいくつか紹介したものがありますので、参考までに。
原材料
カシューナッツを麹で発酵させたものにより作られています。
使用されている食べ物は聞き馴染みのある食材で、珍しいものでもありません。
発酵における菌を培養しているので「植物性培養」フォアグラ。
見た目
現段階では瓶タイプとパテタイプの2種類。
見た目はなんとなく「未来食」っぽさを感じます。
味
味は本物と比べ「ややあっさり」
動物性フォアグラと比べて油っぽさが控えめな分、食べやすく美味しいと感じる人も多そうです。
動物性フォアグラは「脂肪肝」なのに対して、植物性フォアグラは「ナッツ」
原材料の比較だけでも「ヘルシー感」は予想できますね。
食材単体の油っぽさは控えめなことから、様々な料理に幅広く利用できる点が魅力の一つと言えます。
どこで食べれる?
WAYBACK BURGERS JAPAN
アメリカのハンバーガーチェーン店。「ウェイバックバーガーズ」で販売されています。
日本では東京の表参道にあります。表参道店でのみ食べることができるバーガーです。
その名も「NEXTフォアグラバーガー」
期間限定の販売でしたが販売が延長されました。人気で沢山の人に刺さるバーガーだったようです。
一般的なハンバーガーのパフィと比べたら、フォアグラ自体がそもそも柔らかいです。
このバーガーに入っている植物性フォアグラは、本物の動物性フォアグラと比べ「やや柔らかめ」
一般的なハンバーガーを食べるテンションで食べたら「肉やわすぎでは???」となるかも。
カシューナッツを材料にしているものの、あまりナッツ感を感じません。
鼻に抜ける感じも動物性フォアグラをうまく再現しており、おいしいです。
おわりに
今回は植物性のフォアグラを紹介にしました。
植物性フォアグラは、動物性フォアグラの代替品として注目を集めています。
また、健康的で持続可能な食品選択肢としても注目されています。
今後、広い年齢層でのシェアを拡大し健康的で持続可能な食品の一つとして、多くの人々に受け入れられることが期待されます。
しかし、フォアグラにそもそも馴染みが薄い日本で大人気大流行となるには時間が必要かなとも感じました。
植物性フォアグラの製造技術や材料も進化し続けており、今後も品質は向上していくことでしょう。
今は新しい技術の為価格は高めですが、徐々に種類も増え価格も落ち着いてくるかと思います。
今後も植物性フォアグラに期待です。
お読みいただきありがとうございました。
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