「いくら」。誰でも知ってる「鮭の卵」です。
実は「人工イクラ」というものが存在します。ご存じでしたでしょうか。
魚卵を人工で🤔??食べれるの🤔??
名前だけでは想像がつきづらいですよね。
今回は、実は市場に出回っている「人工イクラ」を紹介します。
また、どんな人にオススメの食べ物なのかを解説していきます。
人工イクラとは
人工イクラは偶然できたのが始まりだと言われています。
見た目は本物のイクラとそっくりですが、卵ではありません。
勿論ですが本物と成分も違います。
いらゆるコピー食品。魚の成分も入っているこのがある為、ヴィーガン向けの食材ではない。
コピー食品は他にもいくつも存在しています。よっかたらご参考に。
特徴
- 食べれる
- 食感をややゼリーっぽい
- 本物に比べサラサラしている
- 販売されてる種類は少ない
材料
- (外の皮) ⇒ カラギーナン
- (卵の中身) ⇒ アルギン酸ナトリウム
- (目玉) ⇒ 油
他にも「鮭抽出液」「ゼラチン」「塩化ナトリウム」など
化学物質の名前が並んでいてピンとこないですよね。。
わかりやすい動画を置いていきます。
入手方法
店頭ではあまり目にしません。入手するならネットでの購入が現実的。
サラサラしている特徴を活かし、サラダなどにも使うことがオススメ。
天然のイクラにはない特徴を持っているので、使い分けをするのはいい選択だと感じました。
しかし、人工イクラ。本物のイクラではないことが前提になります。そっくり。完成度高いです。
比較
特徴を比較
見分け方
お湯をかける!!
お湯をかけると違いをあぶりだすことができます。
お湯をかけると・・・
お湯をかけることで視覚的に違いを判別できます。
また食べ比べたら、たしかに違いを感じることはできました。
「少量で」「人工イクラのみ」を食べた場合、違いがわからない人は多いのではないかという印象。
人工イクラのメリット・デメリット
メリット①低コレステロール
コレステロールの取りすぎで、体に悪い兆候が、、というのは珍しくありません。
解決法は「コレステロールをとらない」こと。つまり「動物性を断つ」ことを意味します。
コレステロールは、動物性の食品に多く含まれています。おいしくてやめられない。
そこで「動物性を断つ」ではなく「代替品や植物性に変える」という食生活へのシフトがきっかけで代替食品が食べられるケースも多いようです。
植物性の食品にはコレステロールが含まれていません。
大豆ミートなどの代替肉が健康食という位置づけなのもコレが理由。
人工のイクラも卵とはいえ人工物。
本物の卵ではない為コレステロールが低く、「ダイエット中の食事」や「コレステロールを意識的に控える食事」には有効な選択になります。
天然物のイクラは栄養たっぷりで、人工イクラはヘルシーな印象を感じます。
メリット②天然物より日持ちする
なんと冷蔵で約8か月ほど持ちます。
さずが人工物と言って感じですが、この長さは食料品全体から見ても長い方ではないでしょうか。
ちなみに天然物は生ものですので、1週間も持ちません。
比較すると天然物の30倍以上も日持ちします。人工物の強みが一番感じる部分です。
メリット③安い
本物のイクラよりも価格はやはり安いです。
天然物を手に入れる為には店頭でも通販でも相応の額がします。
気軽に天然物は買えない。けど料理に多用したいという場合に良さそうです。
メリット④熱で白くならない
人工イクラは「タンパク質」ではない為、熱により白くなりません。
イクラは美しい鮮やかな赤。
ですが、卵というタンパク質で構成されている食べ物。
本物のイクラは熱により白くなってしまいます。熱により鮮やかな赤は失われてしまいます。
見分け方ではお湯に入れて油が浮きなどしましたが、あたたかいお料理にトッピングする程度であれば見た目に影響は出ません。
料理の鮮やかに彩るトッピングをして最高の役割を果たしてくれます。
デメリット①ヴィーガン対応食品じゃない
市販のものには「魚油」「サーモンオイル」「鮭エキス」など魚の成分が含まれています。
本物のイクラに比べたら魚を感じることは、少ないです。しかしゼロではない。
これらの成分を入っていないものとなると、自作する必要があります。
今後ヴィーガン対応のイクラが出てくるのか注目です。
デメリット②添加物が入っている
アルギン酸ナトリウム、塩化カリウム、カラギーナンなど様々なものによって出来ています。
行政庁の認可も得ていますので、食べること自体に問題はありません。
しかしながら、体に良いですとは言いづらいですね。
イクラ丼とかにはさすがに推奨できかねます。
どんな人におすすめ??
おわりに
人工イクラはコレステロールが少ない食品として注目されています。
価格が手頃で、本物のイクラの代用になるので、とても便利に利用されています。
天然物にはない強みもいくつもあり、これからも多くの場所で利用されていくと考えられます。
しかしながら、添加物が含まれているので過剰な摂取は健康に悪影響を及ぼす可能性がありますので注意が必要です。
本物のイクラとは異なる「食感」や「味わい」を持つため、好みが分かれることもあります。
人工イクラを摂取する際には、製品の原材料や添加物などを確認し、適量を守ることが大切です。
安く手軽に生活に彩りをくれる人工イクラの進化にこれからも注目していこうと思います。
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